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建築の楽しさ

今日も建築の話を少し

少し前の記事で、「リノベーション工事をしてます」とかきましたが、
リフォームやリノベーションは、既存部分を残して、そこに合わないといけないので、
ゼロから作る新築より難しいところが色々あります。

今回の工事では、家全体の床がとても低くて、床面から土間のコンクリートまで25センチ程度でした。
普通の一戸建てだと、地面は土で、その面から床面まで、45センチ以上は確保しなければなりません。
これは建築基準法で規定されていて、守らないといけない条件です。
ただ、最初に書いたように、地面が土ではなくてコンクリートなんかにしている場合は、
この規定からは除外されます。

そんな条件のお宅でしたが、既存の部分と床の高さを合わせないといけないですので、
そうすると、基礎の上の面の方が、床の面より高くなって、換気スペースをを確保出来ない問題がありました。
床下換気は、湿気を逃がしたり通気を確保して、家を長持ちさせるためにとても大切な部分です。
なので、この問題を回避するために、通気確保と段差解消を兼ねて、窓際の床面を少し上げてステップとして、
そこにお子さんが物を置いたり、腰をかけたりできるようにしてはどうかという案を計画しました。
これはICHI建築設計の森脇さんにアイデアをもらいました。
現場施工を知らないと、とっさには中々出てこないアイデアですね。
(少なくとも、設計一辺倒でデスクワークの経験の方が多い僕には、とっさには出ない案です・・・苦笑)

図面で書くとこんな感じですね。

床イラスト

立体的に書いた計画案が、こんな感じです。

床イラスト2

その後、施工性等を大工さんと相談して、実際はこんな施工をしました。

YUKASITAJI.jpg

この骨組みの部分を空洞にして、外から床下に、空気が流れるようにしています。
(木の骨組みと灰色の基礎との間に、隙間が空いているのが分かると思います)
黒い薄い板状のものが、以前消化した、基礎パッキンですね。
その下側に見える木の板が、床のフローリングの下地の板になります。
空気を取り入れる基礎パッキンより、床が低くなっているのがこれで分かると思います。

そして、実際にはこんな意匠(デザイン)になりました。

床写真

こういうデサインや機能を兼ね備えて、よりよい住空間をコーディネートするのも、
建築士さんの大切な仕事であり、一番楽しい部分でもあります。

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No title

ですね。
お客様がずっと暮らす家。長い目で快適で安全、そんな提案ができてこそお客様目線ですね。
現場数をこなして色々学んでいって下さいね。
時に大工さんとケンカします。でもそこには『愛』しかないんです^^

マイケルジャクソンも舞台の裏やリハーサルではかなり細かい指示を出してスタッフを叱咤してました。でも彼は『これは愛なんだ!』と叫んでいましたよ。
そう、観客を喜ばせる為の細かい指示ややり取り。
This is itより♪

どの業界でも同じですね。